VAN ホリスティック ダイエット☆カナダ・バンクーバーっ子達の美健楽生活

カナダのバンクーバー在住の「バンホリ」が、体心魂が全体的に美健楽に軽やかになるホリスティック・ライフスタイルをお届け

レールタウンカフェ1号店でチキンサンドとコミュニティ感を楽しむ★個店ロコ店→チェーン化の落とし穴

ギャスタウンの東側にある、ロコに人気のレールタウン。そこのお気に入りカフェレールタウンカフェが、バンクーバー市内に3店舗の新店を開いて、4店舗のチェーン店になった。

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マネージャーと顔見知りで、カフェが仕事場である私は、新店3店舗も興味津々で行ってみた。が、どこもイマイチ。この失望理由と、どこの店にいつ頃いくのがお勧めか、バンクーバーっ子のためにまとめてみた。

 

☆私がレールタウン一号店がお気に入りな理由

 

+ギャスタウンの東、危ないエリアといわれるところに突如としてできた、レールタウンという、トンがったオシャレエリア。OLD&NEW、RICH&POORの混ざった、スタイリッシュ感がお洒落だから。というのは、世界のファッションビジネス業界にも居た私には当然。新店は、残念ながら観光客と普通のビジネスエリートが相手な、ロケーション。

 

+カフェの売りの、肉系ガッツリ、でもお洒落サンドイッチ目当てで、お客さんが、消防士、警察官系ブルーカラーと、IT企業オタクのミックスが面白い空気。つまりロコの人間ウォッチに最適。特に危ないとガイドブックが書いてるエリアなので、観光客はほぼ皆無。

 

+マネージャーやスタッフがフレンドリーで、人懐っこく話しかけてくる。コミュニケーションが取れる。

 

+コミュニティフィール(感覚)で、バーベキューやハッピーアワーなど、イベントあり。場所が不便で危険で、通りすがり客があてにならないから、常連客を大事にしてる感じ。

 

+でも、実質的にはケータリングで儲けてるから、常連客の単価あげようとするガツガツ感もない。

 

つまり、場所がレールタウンというお洒落でロコなエリアで、コミュニティ感がある。というのが、一番の魅力だったわけです。コーヒーは普通だが、肉系がっつりチキンフォッカッチャサンド(パン自家製

と、マフィンも美味な、健康的ではないグルメ系カフェ。

 

☆チェーン化された新店が失ったブランドと、必要なマーケティングは?

 

ところが新店では、この知る人ぞ知るスタイリッシュな場所と客層、コミュニティ感という、「ブランド資産」とが失われています。全店同じメニューだし、新店は場所が便利だから、環境客とスノビッシュ(気取った感じ)なビジネス客がほとんど。黙っていても客がくるから、お客さんとのコミュニケーションが薄い。

 

となると、

サンドイッチが美味しいスタバと同じ

なんですよ。

 

その店しか知らない、ロコ新規は取れるでしょう。お昼ご飯にサンドイッチをテイクアウトするとか、ビジネスミーティングをするとか。

 

だけど、私みたいな細く長くずっと通う客や、常連客をリピーターにしてつなぎとめる、ロイヤリティプログラムがほぼない。コーヒーカードくらいで、これならスタバのゴールドカードのがずっとよい。

 

チェーン化は、カフェや飲食店競争の激しいバンクーバーでは必須。全店共通化メニューとマニュアルサービスで、スケールメリットを得て、コスト下げる。でないと価格競争できない。

 

だが同時に、個店からチェーン化するときに、最初の客を失わぬよう、リピータープログラムが必要。各店に個人客とコミュニケーション出来る気の利いたマネージャーを入れる。各店で1-2つ 違うメニュー入れたり、期間限定イベントして、既存客をリピーターにしたり、全店にいくように動機付けする。

 

出ないと、どこにでもある、安いスタバに行くよね。

 

☆北米スタバのロイヤリティ(リピーター)プログラムは、やややり過ぎ感(2017・9月現在)

 

スタバは、最近、アプリでの販促プロモーションやりだした。また日本と違って、お得なゴールドカードあるから、これもってたら、コーヒーや紅茶はお代わり無料。行くほどポイントたまって、お店でなんでも注文できるフリークレジットがもらえる。

 

さらに、専用アプリでプロモーションを始めた。詳しくは、北米スタバの記事にまとめる予定だが、少なくとも私は、プロモーション無いと損する気がして、通常に行かなくなった逆効果。アプリとプロモーションのお得感にのるか、スルーするか、知恵比べしてる感じ、笑。

 

☆個店→チェーン化店の時の、顧客の二者択一?いや、両方必要なのです。

 

というわけで、

+限られた顧客へのプレミアムサービス

+大衆へのお手頃価格サービス

どこかで、マネージャーとオーナーは選択せねばならない。

 

勝つには?

+どっちかに特化するか、

+両方のバランスを上手く取れた、ホリスティックなマーケティング戦略が出来る、

経営者やマネージャーだけ。

 

レールタウンカフェは一号店が持っていたブランド資産を、チェーン化で失い始めてる。さあて、プレミアムなサンドイッチとケータリングだけで、バンクーバーのビジネス客を飽きさせぬ数だけ、引き止め続けられるかな?

 

☆単なるお客さんとして、このカフェに行くなら、お店と時間にご注意を!

 

レールタウンカフェ@レールタウン

美味度 ☆☆☆☆

健康度 ☆☆

気楽度(雰囲気、サービス、コミュニティ感、長居しやすさ等) ☆☆☆

価格(コスパ)☆☆

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総合:☆☆☆(5☆が最高)

 

オススメは

レールタウンカフェ一号店

@レールタウン(ギャスタウンの東)

 

時間は、危ないエリアだから、明るいうちの9AMー4PM(10ー1pmはランチ混むから避けるべし)土日は人気少ないから平日が◯。

 

シグニチャーメニューは、

チキンフォッカッチャサンドイッチ

マフィン

アイスクリームも美味(自家製じゃない)

 

サンドイッチだけ食べてみたい方は、

☆レールタウン@グランビル新店(ヘイスティングとの角、カナダラインの駅でてすぐ)が、1人テーブルがあって、入りやすいです。